上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--|スポンサー広告||TOP↑
オアシスの3枚目のアルバム「Be Here Now」って駄作、駄作って言われてて、本人も「作らなきゃ良かった」みたいなこと言っちゃってたりもしてて、当時のメディアもけっこう叩いてた上に、去年の暮に発売されたベスト盤にはこのアルバムからの選曲が1曲もなかったり、やはり扱われ方が他の作品のとはかなり違う。けど、1000万枚近く売ってたりしてて「このアルバム好きなんですが…」って人も多いようです。
確かに1st、2ndと90年代を代表する10枚とかに選出されそうな2枚を輩出した後だけに、その重圧の中で作られたからプレッシャーもあって、あまり良い思い出が本人達にはないのかな?
けど駄作か名作かなんていうのは、もしかしたら作り手ではなく聴き手が決めることで、ましてやメディアの批評や評論家の一論で判断するものではなく、やはり個人個人の聴いた耳の判断に委ねられていると思う。
おれなんかこのアルバムを聴く度に、この頃バイトに行くために乗っていた武蔵野線の景色が浮かんできたり、同じくこの頃初めて行ったイギリスの風景が浮かびます。
そうそう、オアシスのライブ初体験もこのアルバムのツアーで、一曲目に会場が暗くなってタイトル曲の「Be Here Now」のシンセの音が鳴った瞬間に興奮して、リアムと一緒につい、
♪ワッショゥフェイスインザモーニンサンッ!
なんて歌っちゃったりして…
こんなふうに本人が駄作と言っても、おれみたいに思い入れがあったりもする人がきっと世界には大勢いるわけなのです。
確かにこのアルバムにはクドイところがあって、装飾がちょっと大袈裟だったり、曲の尺長が全体的に長過ぎたり、音圧を作るためのギターをかぶせ過ぎだったりと、これらの点が省かれれば前二作に劣らない評価を得られていたのではないか…と個人的には思っています。
でも難しいですよ…これらの点だって本人達はきっとそれまでの作品とは違うアプローチのためにと思ってしたのかもしれないし、完成したときにはベストな状態だったわけでしょうし、そんなベストな状態をこっちもウンウンと納得して聴いているわけだからね。

デモ音源を100枚くらいしか生産してない友達の曲でも、確実におれの中に棲み付いてる曲だってあるんです。
先入観は抜きに、音楽の評価ってそういうものです。
大事なのは、自分の耳で音楽を探すこと。自分の耳で音楽を聴くことですよ。

3029477902.jpg


久しぶりに通して聴いてみても、やっぱり曲が全体的に長いなぁ~
そんなこのアルバムでいちばん好きな曲は「All Around The World」ですかね。ちなみに9分半もあります!
イメージでは一発目の軽いBのコードで海の中にいて、そこから陸に上がり、ワンクール毎の転調の度に雲を突き抜けてまたデカい世界に広がっていくような景色が浮かび上がってくるのです。
そんで、初めてこの曲を聴いた時には「なんだ!思いっきりビートルズのHey Judeじゃねぇか!」などと思いましたが…なになに、ビートルズだってバディ・ホリー調だったり、アーサー・アレクサンダー調だったり、愛聴した音楽のフレーズや雰囲気を拝借していたりもするのです。
こうして後世へと受け継がれているんだな…などと納得しちゃいました。
ここでいちいち目くじら立てて「パクリだ!パクリ!」なんてやっていたら疲れてしまいます。
ビートルズ好きを公言しているオアシスがビートルズを拝借するのは愛情と言えるのではないでしょうか。
そういえば、この曲のPVも思いっきりイエロー・サブマリンだったな…

イギリスのメディアって対立させるのが好きなのかな…?
かつてはビートルズとストーンズみたいに…
オアシスとブラーみたいに…
ブラーは音楽的に面白くて好き。でも、オアシスの方が人間的に素直そうで、暴言やら失言も含めてウソをつけなそうなところに惹かれてしまう。
なんだか放って置けずにかまってしまうオアシスの、最も放っておけないアルバムがこの「Be Here Now」なのです。


All Around The World / oasis 1997年
スポンサーサイト

08/24|MOLICE 07||TOP↑
プロフィール

※※だいら 〇〇ヒロ

Author:※※だいら 〇〇ヒロ
あたくし、生まれも育ちも東京は武蔵野、北多摩北地区北部、姓は※※だいら、名を〇〇ヒロ、人呼んでバーテンのオーシャンと発します。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。